革をカッターナイフで切る

レザークラフト初心者は革包丁よりカッターナイフが簡単

ひかりひかり

あ~ん、もう!
革包丁って扱いが難しい気がするんだけど?

なおなお

革包丁はレザークラフトをするまで使ったことが無い人がほとんどだから、慣れるまでに時間がかかるよ。
だから、初心者の人は使い慣れたカッターナイフがおすすめ
ベテランの革職人の人でもカッターナイフをメインで使っている人もいるからね。

カッターナイフがおすすめな理由
  • 一般的な文房具として使い慣れている
  • 刃を折ればすぐ切れ味が戻る
  • 定規を使って綺麗に切れる
  • 価格が安い

革包丁は使いこなせれば、フリーハンドで直線や曲線を自由自在に切ることができますが、慣れるまで結構時間がかかります。

また、切れなくなったら自分で砥石を使って研ぐ必要があるので、研ぐ技術も必要になってきます。

レザークラフトを気軽に楽しむために、初心者の人はカッターナイフを使ってもいいと思います。

カッターと替え刃

カッターナイフは100円ショップで売っているような安いものは避けたほうがいいです。

革を切るのは紙を切るより負荷がかかるので、切れ味がかなり良くないとスムーズに切れません。

オルファのカッターナイフを買っておけば間違いないです。それと、切れ味はすぐに落ちるので、替え刃も買っておきましょう。

また、長い直線を切る時には大きな刃のカッターナイフが使いやすいですが、小さな曲線などは刃が小さい方が小回りが利くので、大・小のカッターナイフを揃えておくと便利ですよ。

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カッターナイフで革を切る方法・粗裁ちと本裁ち

革に型紙の形をけがいたら、いよいよ革を切ることになります。けがく方法は以下の記事を見てください。

2つ以上のパーツがある場合は、まずはけがき線の外側に余白を取って、実際の大きさより大きめに適当に切り出します。これを「粗裁ち」と言います。

粗裁ちをしておくとパーツごとに切り出しやすくなります。そのあと、けがき線に沿って丁寧に、型紙通りの大きさに切り出します。

これを「本裁ち」と言います。

なおなお

慣れてきたら粗裁ちをせず、いきなり本裁ちしても構いません。
型紙の通りに切れれば、切りやすい方法で切ればいいんです。

粗裁ち

 

半裁など1枚革を購入した場合に、型紙の形を革にけがくと、切る時に大きな半裁から切り出すので切りにくくなります。

その場合はけがき線の外側に余白を少しとってパーツごとに粗裁ちすることで、本裁ちしやすくなります。余白が少ないとあとで切りにくくなるので5ミリ以上はあったほうがやりやすいです。

本裁ち

粗裁ちしたパーツを今度はけがき線に沿って、型紙通りの形に切り出します(本裁ち)。

カッターナイフの細かい使い方

ここからは革からパーツを切り出すときの、カッターナイフの使い方について書いていきます。

まずはカッターナイフの基本的な扱い方です。

カッターの刃を寝かせる

革をカッターナイフで切る時は刃を寝かせると切りやすいです。

また、寝かせた時にカッターナイフの本体が革に当たらないように、少し長めに刃を出しましょう。

出しすぎるとしなって折れる恐れもあるので、最適な長さに調整してください。

刃は垂直に入れる

カッターナイフの刃は薄いので、革に対して垂直に入れると、切断面が綺麗に垂直になります。

縦に切る

横に切る

カッターナイフで切る時は、身体と平行ではなく、身体に垂直方向に切りましょう。

身体に垂直方向に切ることで、けがき線の真ん中を刃で捉えやすくなります。

切れてない革

革はできるだけ一回で切り離せるように切断しましょう。一回で切ると断面が綺麗になります。(上は切れていないダメな例)

切り直すとサイズが変わったり、コバがガタガタになったりしてしまいます。

一回で切れなくなっていたら、刃の切れ味が落ちているので、刃を折って新しい刃を出しましょう。

なおなお

カッターナイフは思ったより早く切れ味が落ちます。
使い続けてると切れ味が落ちたかどうかすぐにわかるようになりますよ。

カッターナイフで直線を切る時は定規を使用

革の上をカッターナイフで直線に切る場合は、フリーハンドではなく定規を使います。

カッターナイフのための定規

定規はアルミ製のものか、側面にステンレスなどが付いているカッターナイフが使える定規を使いましょう。

定規の当て方

定規をあてるときは、けがき線の内側(必要な部分側)に定規をあてたほうが、パーツを切ってしまう失敗がしにくくなります。

四辺の切り方

四角形を切る時でも、1辺ごとに端まで切り離すと角が綺麗になります。

カッターナイフで直角を切る

凸角を切る

凸状の角は上のように2回に分けて直線で切ります。

凹角を切る

カッターナイフの場合は、凹んだ角の頂点から切り始めたほうが切りやすいと思います。

逆に凹んだ角に向かって切ると、切りすぎる失敗が起こることがあります。どんな切り方でもいいですが、角は切りすぎることがあるので注意です。

角を切る革包丁

凹状の角は革包丁があると便利です。

革包丁なら上から押し切りができるので、角が綺麗に切り取れます。

カッターナイフで曲線を切る

曲線を切る

ゆるやかな曲線は丁寧にフリーハンドで切ります。

小さいカッターナイフ

丸角のような曲線がきつい場合は、刃が小さいカッターナイフが便利です。

ペンのように持つと使いやすいですよ。デザインナイフでもいいですね。

カーブの切り方

丸角は一気に切らずに、上のように少しずつ切ると綺麗に切りやすいです。

角丸カット

パスケースのような小さい角の場合は、上のように直線で3回ほど切れば丸くなります。

あとでやすりをかければ、よりスムーズな角になります。

カッターナイフでくり抜くように切る

くり抜いて

くり抜き

くり抜くのは難しいですが、先に穴あけポンチで穴をあけてから、カッターナイフで切ると切りやすいです。

ポンチが無い場合は、小さいカッターナイフで丁寧に切り抜くしかありません。

なおなお

いろんな切り方を紹介しましたが、最終的には革を綺麗に切り出すことができればOKです。
とくに紹介した切り方でなくても、自分のやりやすいように切ってください。