レザークラフトでちゃんとした名刺入れを作るとなると、キッチリ正確な型紙や裁断、繊細な漉き等、熟練した技術が必要になります。いつか挑戦してみたいアイテムでもあります。
さて、社会人がレザーアイテムとして最初に持つのは名刺入れかもしれませんね。
就職祝での贈り物としても人気があります。
名刺入れは相手から見た自分の印象を決める大事な顔です。
いつもパンパンで型崩れしていたり、手入れを怠って汚れた名刺入れは、ルーズな印象を与えてしまいます。
いつも名刺入れを持ち歩く男性への贈り物として名刺入れを選ぶポイントをご紹介します。
こんな名刺入れはNG!
名刺入れを選ぶ際にあまり選ばない方が良いものがあります。
意図的ならまだしも、何も分からずに選んでしまうとリスキーなものを知っておいた方が良いでしょう。
色や柄が派手過ぎる名刺入れ
名刺交換をする時は大抵初対面ですよね。派手な色や柄はそのままその人の印象になるので、性格もそうではないかと思われてしまいます。
大事な商談の際には、相手に落着きや安心感を持ってもらいたいのに、逆効果になりかねません。
シンプルで上品なデザインの物を選ぶのがベターです。
安っぽい素材の名刺入れ
素材が安っぽいと、これもまた自分の印象に跳ね返ります。
アルミやプラスチックといった素材は、スタイリッシュではあるかもしれませんが、避けた方が無難です。
机の上に置いたときのカチャカチャという音も、雑音になってしまいかねません。相手と真摯に向き合っているという姿勢が大切です。
一目で高級ブランドの物と分かる名刺入れ(特に新入社員)
高級ブランドの物であれば、さりげないデザインのものにしましょう。
大きなブランドロゴやあからさまにそれと分かるデザインは、相手によっては少し嫌味になってしまいかねません。
特に新入社員がそういったものを持っていると、偉そうな印象を与えてしまいます。
多機能な名刺入れ
利便性を追及して、パスケースや小銭入れ等の機能を付加した名刺入れもありますが、シンプルなものが一番です。
ゴチャついた印象を持たれないために、名刺入れとして必要な機能をちゃんと持たせたシンプルな作りの名刺入れを選ぶと良いでしょう。
レザー名刺入れがおすすめの理由
レザー名刺入れをおすすめするには理由があります。
男性への贈り物としても、レザーアイテムとしては手に取りやすい価格のものが多いです。
多少お手入れが必要にはなりますが、キチンとお手入れをしているとそれも好印象につながります。
相手にキチンとした印象を与える
先ほども書いた通り、名刺入れは自分の顔でもあります。
初対面で好印象を持たれるにはキチンとした印象を残し、相手に安心感を持ってもらうことが大切です。
手入れされたレザー名刺入れは、その一部の役割を担ってくれることでしょう。
会う相手を選ばず対応できる
会う相手によって名刺入れを換えるのは大変ですよね。
レザー名刺入れであれば、どんな職業、職種の人であっても無難に対応することができますし、悪い印象は持たれません。
プレゼントで名刺入れを選ぶ際のポイント
就職祝以外にも、誕生日やクリスマス等の贈り物として名刺入れを選ばれる方も多いのではないでしょうか。
これまでの前提を踏まえて、プレゼントで喜ばれるレザー名刺入れを選ぶポイントをまとめます。
20~30枚は入る(1日使う分以上入る)
名刺入れとして「5枚しか入りません」というものはあり得ません。
スリムな名刺入れを求めているとしても、最低20~30枚は入るものを選びましょう。
人によって使う名刺の量は様々だと思いますが、その人が1日に使う分の名刺を余裕を持って入れられるものが良いですね。
自分の名刺を入れる以外のポケットや仕切りがある
名刺入れは相手に渡す自分の名刺を入れる以外にも、相手から頂いた名刺を収納するという機能があります。
収納部が1つしかないと相手の名刺が分けられず、整理がつかなくなってしまいます。
相手の名刺を分けておくことで、その日に頂いた名刺をサッと取り出し、名刺ホルダーやファイルへ収納することができます。
いつ頂いたか分からない名刺をいつまでも名刺入れにごちゃまぜに入れているとだらしない印象を持たれてしまいます。
メイン収納部の他に1~2カ所収納できるポケットや仕切りがあるものが良いでしょう。
固い職業の人は特に、ダークな色を(黒、茶、ネイビー等)
ダークな色の名刺入れは、落ち着いた印象を与えるので、様々な職業に就いている方に向いています。
特に固い職業の方には黒、茶、ネイビー等の色を選ぶと外さないでしょう。
聞ければ本人の要望・こだわりを抑えておく
名刺入れはその人の顔になるものでもあり、こだわりを持っている方が多いかもしれません。
購入する前に本人の要望を押さえておけると探しやすいですね。
プレゼントにおすすめのレザー名刺入れ5種
プレゼントに名刺入れを贈る場合は、次のポイントを押さえて購入してください。
- 名刺入れはその人の顔になることを忘れない
- デザイン・機能ともにシンプル
- レザー製で質の良いものを選ぶ
- 20~30枚(その人が使う1日分)以上の収納力がある
- メイン収納部の他に仕切りやポケットがある
上記のポイントを抑えた、贈り物に最適なレザー名刺入れを5つ選んでみました。
悩んだ時の参考にどうぞ。
COCOMEISTER(ココマイスター)ブライドル・名刺入れ
外装に特別な馬具革ブライドルレザーを使った名刺入れ。手作業でロウを革に入れることで高い強度を生み出し、丈夫で使い込むうちにツヤが増す。内装には欧州の上質なヌメ革を使用し、使う内に味わいが増していく。
メイン収納部には50枚以上の名刺が入り、2つのフリーポケットで取引先の名刺も仕分けが可能。
必要十分な機能を有した丈夫で上品な名刺入れ。
CYPRUS(キプリス)新コードバン&ベジタブルタンニン 名刺入れ
馬の尻部分のコードバンと言われる強靭で艶やかな革を外装に使い、内装が自然な風合いを持つヌメ革という組み合わせのコントラストが美しい。
メイン収納部と3つのポケットがあり、いくつも仕分けしたい人にも対応できる。
百貨店バイヤーズ賞を10年連続受賞したブランドが誇る、使い込むほどに味わいが増す美しい名刺入れ。
Paul Smith(ポールスミス)オールドレザー 名刺入れ
シンプルな中にもちょっとした遊び心があるデザインが特徴的なポールスミス。外観は1色でシンプルだが、中を開くと定番のマルチストライプのトリミングとロイヤルブルーのライニングがさりげないアクセントに。
メイン収納部が2つに分かれており、ポケットが3つ、相手によって自分の名刺を使い分けている人にも対応。
機能面でもデザインも優秀な名刺入れ。
IL BISONTE(イルビゾンテ)名刺入れ
ナチュラルな風合いが人気のイルビゾンテ。カジュアルな印象があるが、名刺入れの機能はスタンダード。
メイン収納部と2つのポケットがあり、価格も手ごろでユニセックスで使えます。
シボありの革で使い込む程に馴染んでいく名刺入れ。
YUHAKU(ユハク)ヴェラトゥーラ 名刺入れ
ちょっと他人と違うものが欲しい方には、ユハクの透明感溢れるグラデーションに染め上げた美しい名刺入れはいかがでしょうか。
イタリア産タンニン鞣しのベビーカーフをベラトゥーラ技法により絵画的な表情に染め上げた、艶やかで美しい名刺入れ。メイン収納部と2つのポケットがあり、その内1つは背面にあるのが特徴的。
カーフスキンは生後6か月以内の仔牛の革で、傷が少なく赤ちゃんの肌のようなキメ細やかさでとても滑らかな肌触りです。
使い込む程に経年変化を楽しめる、味わい深い手染めの名刺入れ。
まとめ
いかがでしたか?
多くの人が持つ名刺入れですが、その人を現す重要なアイテムだということが分かります。
プレゼントに選ぶ場合はその人の顔になるものと思って選んであげましょう。
以上、プレゼントにおすすめのレザー名刺入れの選び方のポイントでした。